Archive for 12月, 2014

既存住宅の安全性を考える上で欠かすことができないのは「地形的なリスクを考えること」というのはご紹介してきましたが、もうひとつ知っておきたいのは、ずばり「建物が持つリスク」です。
既存住宅の建物がもつリスクについて考えるとき、まず参考にしたいのが建物の形状です。地震や台風などの災害では横方向に大きな負荷がかかることから、一般的に正方形に近ければ近い方が耐震性・耐力性があると言われています。しかしながら、現実にはまず、正方形の住宅というのはあまりお目にかかりません。どうしても土地条件にあった家を作っていくのが普通ですから、さまざまな形の家があるのが普通のことなのです。そこで、自分の家はどの部分が弱いのかを考えてみましょう。

やり方はとっても簡単です。家の見取り図を紙に書き出してみてください。長方形や正方形のように、両極方向に対称な構造をもち、住宅全体の負荷を分散する事が出来る形であれば問題はありません。(※ほぼ見かけることはありませんが、多角形の構造をもつ住宅もしっかりと力を分散しバランスの良い形と言えますね。)
書き出す作業をしてみて、もし、住宅が複雑な構造を持っているのならば、どんな場所を補強すればよいのかを考えてみます。具体的な補強例としては、通し柱をする、耐力壁を増やす工事をするという方法が一般的です。耐震補強や構造設計に関しては、それ専門で相談に乗ってくれる工務店や建築事務所もあるようですので、専門業者をあたってみるのも良いですが、各自治体が無料で相談会を設けていることもあります。

住宅の弱点は土地と建物、それぞれについて把握する事が重要です。弱い部分を明確にすることで災害に対して「受け身」でいるだけでなく、いろいろな方法で防ぐ方法をえることが出来るのです。

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